カフェの原点となった京都芸術大学に入学したこと

2020年9月7日

グループ制作

今考えてみると、
すべての始まりは京都芸術大学に入学したことでした。

高校の時は確かに美術部だったけど、
それ以降は絵を描く機会などなく、
毎日を遊んだり仕事や恋愛したり、悩んだり、
転職したり婚活したりと忙しい毎日を、
真面目に送っていたのです。

会社員としていちばん長い職歴となったのが、
派遣から正社員になった外資系情報ベンダーでしたが、
気がつくと時代やキャリアと
向き合わざるを得ないお年頃でした。

年齢的にもキャリア的にも転職は厳しいから、
なんとか会社にしがみつかなければ!と必死でした。

だから精神のバランスを保つためには気晴らしに、
何か自分の好きなことを会社の外でやろうと思いました。

でも、当時は半分うつ状態だったので、
もういったい自分が好きなことが何かもわからないまま、
とりあえず休暇をとって、
ハワイ島に逃げ出すことだけが唯一の心の支えでした。

そんな時に目に入ったのが、
当時の京都造形芸術大学、
現在の京都芸術大学の通信教育学部の広告でした。

そうだ、わたし高校の時、美術部だった!
美大に憧れていたんだった。
とりあえず美大生になる夢を叶えよう。
絵を描くの好きだったし、
数学とか勉強するわけじゃないし、楽しそう!

でも大学生になるわけだし、
通信と言っても土日にスクーリングに行ったりして、
課題もあるし、頑張れるかな?
まして絵なんて全然描いてないし、
美術にもそんな触れていないし、
普通の会社員でおばちゃんがいきなり美大に行っても
大丈夫だろうか?

そう思いつつ、入学説明会に参加しました。

入学説明会には100人以上の人がいたような気がします。
そこで説明会でお話してくださった先生の言葉が胸に刺さったのです。

「芸術は芸術家のためのものではない、
芸術はみんなのもので、それはみんなを幸せにするためにある」

え、芸術家のためではなくみんなのもの?
ということは、普通の会社員のわたしがやってもいいよね、
さらに芸術はみんなを幸せにする?
ってことは、わたしが芸術大学で勉強したことは、
ひょっとしたらみんなを幸せにする可能性もあるってこと?
・・・なんて素敵。

単純なわたしはこの言葉を聞きすっかり舞い上がり、
入学を決め、晴れて美大生になりました笑

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